よこなが暮らし

今しかできない暮らし方をしよう。と、トレーラーハウスと横に長い土地を買いました。夫のTちゃんと2人暮らし。

廃業したタイル屋さん、おじゃまします。

水道工事の関係ですぐにコンクリートの舗装工事ができなくなったので、
それらを伝えに業者さんの元へ。

水道屋さんに引き続きコンクリートのおじさん(社長)もとってもいい人。

打合せが終わって雑談していた時に、
『(パンフレットを開きながら)こういうのいる?
タイル屋さんが廃業してタイルやレンガがたくさんあるみたいだから、
よかったら明日一緒に行きますか?』
と言ってくれた。

解体業者にとっては全てゴミなので、
処分費を抑えるために持って行ってもらいたいらしい。

もちろん!
行きます!!!

業者の解体地に入れるなんて、何て貴重な体験!楽しそう!

次の日、コーヒーを買って待っていてくれた社長と一緒に
うきうきで廃業したタイル屋さんへ。

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おぉぉぉぉぉー!すごい!
……どうやって見たらいいの?

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出荷前のタイルはこんな感じで、真ん中で割って二分割されたものが製品らしい。

『社長ー、これってどうしたら…』
と社長を捜したらダンプカーのタイヤがパンクしたのか交換していた。
(ここに来る時にガードレールにおもいっきりぶつけてた)

なんか凄いわ…と思いながら中に入ってウロウロしていると
『チョットソコアブナイカラー』と声が聞こえ、振り返るとリフトに乗った外人さん。
近くを見るとスキンヘッドの魔人ブウみたいな人が…
…解体屋さん…?

解体屋はすごい儲かるらしく、今回の解体屋の社長は中国人でかなりやり手らしい。
と昨日社長が教えてくれた。 何か、リアルですね。

社長は自分用のものをどんどんリフトでダンプに積んでいて、
私たちのも一緒に積んでくれると言った。のだけれど…

『きゃーやめてやめて!無理だって!やめて!』と
そこに居合わせた社長の奥さんが叫ぶくらい
ジェンガみたいな積み方でダンプにレンガを積もうとしている社長。

あれで道路走る!!?いやいや無理でしょ!積むのも危ういし!

みんなの反対も聞こえないフリで積んでしまったけれど、
結局どこに持って行くかと時間の都合で、
無理矢理積んだ私たちのレンガたちは下ろしてもらうことになった。

社長は夕方から打ち合わせがあるため、
2tダンプを貸すから自分で運んでとのことで一旦事務所に戻った。

タイル屋さんに戻るとまた違う人たちがそこにいた。

いつの時代の人ですか?と言いたくなるような、
ショッキングピンクのトップスにピチピチのヒョウ柄パンツをはいたおばさん。
頭にはヘアバンドというか“カチューシャ”という言葉がぴったりなものを付けていた。
隣にいたのはスーツの男性と全身黒ジャージのちょっとこわそうなおじさん。

何でしょうかこの変な雰囲気は。
外人さんにお願いしてリフトでレンガを積んでもらい、そこを出た。

『いやー楽しかったねー!』とはならず、
『いや、なんか…凄かったね…現場の人って、すごいね…』と2人ともげっそり。

私たち夫婦は二人ともデスクワークなので、
現場の人の勢いを見たというか、価値観を知ったというか…
リアルなものを見すぎてしまってちょっとひいちゃった。笑

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今日もトレーラーはにゃんにゃんパラダイスだったので
癒されてからお家に帰りました。